BitMart(ビットマート) の評判が気になっているものの、「本当に安全なのか」「日本人でも使えるのか」と不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
BitMartは世界900万人以上が利用する海外仮想通貨取引所で、1,000種類を超える豊富な銘柄数と低い取引手数料が強みです。
一方で、2021年に大規模なハッキング事件が起きた過去があり、日本の金融庁にも未登録という点から、利用をためらっている方もいるでしょう。
当記事では、BitMartの評判・口コミをもとに、メリット・デメリット・安全性・キャンペーン情報まで、初心者にも分かりやすくまとめています。
BitMartの評判を正直にお伝えしながら、自分に合った取引所かどうかを判断できるよう、必要な情報をすべて網羅しています。
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BitMart(ビットマート)の基本情報と取引所としての全体像

CryptoGTBitMart(ビットマート) は、2017年に設立された海外の仮想通貨取引所で、世界900万人以上のユーザーが利用しています。
日本語にも対応しており、初心者でも比較的使いやすい環境が整っています。
この章では、BitMartの基本的な情報から、日本人ユーザーが知っておくべき注意点まで、順を追って解説します。
BitMartの運営会社・設立背景・本社所在地



BitMartは、2017年9月に設立された中央集権型の仮想通貨取引所 (CEX) です。
創業者はSheldon Xia(シェルドン・シア)氏で、スティーブンス工科大学でコンピューターサイエンスを専攻した後、金融ソフトウェア分野でキャリアを積んだ人物です。
登記上の本社はケイマン諸島に置かれており、中国・韓国・米国にもオフィスを構えてグローバルに展開しています。
ケイマン諸島はタックスヘイブン (租税回避地) として知られる地域で、多くの海外取引所が拠点を置く場所でもあります。
運営会社の正式名称は「GBM Foundation Company, Ltd.」で、App StoreのBitMart公式アプリにも記載されています。
2018年3月に一般向けサービスを開始して以来、取扱銘柄の拡充やサービス強化を続け、現在はCoinMarketCapの取引所ランキングで上位20位以内に入る規模に成長しました。
日本法人は存在しないため、日本からはグローバル版のサイトを日本語設定で利用する形になります。
取扱銘柄数・対応チェーン・基本スペック一覧



BitMartの最大の強みは、1,000種類を超える取扱銘柄数です。
国内取引所の取扱銘柄が多くても30〜40種類程度であることを考えると、その差は圧倒的です。
まずは基本スペックを以下の表で確認しましょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 設立年 | 2017年 |
| 本社所在地 | ケイマン諸島 |
| 取扱銘柄数 | 1,076銘柄以上 |
| 取引ペア数 | 1,231ペア以上 |
| 現物手数料 | Class A:0.10% / Class B:0.25% |
| 先物手数料 | Maker:0.04% / Taker:0.06% |
| 最大レバレッジ | 100倍 |
| 保有ライセンス | 米国MSB・リトアニア金融ライセンス |
| 日本語対応 | あり (サイト・アプリ・サポート) |
| 対応デバイス | PC・iOS・Android |
| 独自トークン | BMX (ビットマートトークン) |
取扱銘柄はBTC・ETHなどの主要通貨はもちろん、DeFi・NFT関連のアルトコイン、さらには世界初上場となる新規トークンまで幅広く揃っています。
先物取引は2020年に正式ローンチされており、レバレッジは最大100倍まで設定可能です。
また、独自トークン「BMX」を保有・活用することで取引手数料の割引を受け取れる仕組みがあり、頻繁に取引するユーザーほど恩恵を感じやすい設計になっています。
日本人ユーザーが知っておくべき利用条件と注意点



結論から言うと、BitMartは日本人でも利用できます。
ただし、日本の金融庁への登録はされていないため、利用する際はいくつかの点をあらかじめ把握しておきましょう。
- 日本円での直接入出金はできない (国内取引所経由で暗号資産を送金する必要がある)
- 先物取引 (Futures) は日本居住者が対象外となっている
- 金融庁未登録のため、トラブル時に日本の法的保護を受けられない
- 将来的に日本からのアクセスが制限される可能性がある
- 本人確認 (KYC) 完了前は入出金ができない
特に注目したいのが、先物取引が日本居住者には提供されていないという点です。
現物取引は問題なく利用できるため、アルトコインや草コインを現物で購入したい方にとっては十分に活用できる取引所です。
日本円の入金方法としては、まず国内取引所でXRPなどの送金コストが低い暗号資産を購入し、BitMartのウォレットアドレスへ送金するのが一般的です。
万一サービスが終了・制限される場合は、数週間〜数ヶ月前に案内が届くのが通例なので、その段階で資産を移動させれば大きなリスクにはなりにくいでしょう。
基本情報を押さえたところで、次はBitMartを実際に使う価値があるのかどうか、総合評価の観点から掘り下げていきます。
BitMartへの率直な総合評価と結論【利用価値はあるのか?】





「結局、BitMartは使う価値があるのか?」という疑問に、まず正直にお答えします。
BitMartは草コインやアルトコインへの投資に特化した取引所として、一定の評価を得ています。
ただし、すべての人に向いているわけではなく、利用目的によって判断が分かれる取引所でもあります。
各評価項目のスコアと総合点まとめ



BitMartを複数の観点から評価すると、総合スコアは100点満点中88点という水準です。
特に新規銘柄の上場スピードと取扱銘柄数の豊富さは、他の海外取引所と比べても高い評価を得ています。
各項目のスコアは以下の通りです。
| 評価項目 | スコア | コメント |
|---|---|---|
| ボーナスキャンペーン | 95/100 | 最大14,000USDT相当と業界トップクラス |
| 新規銘柄の上場速度 | 94/100 | 話題のアルトコインへの早期参入が可能 |
| 取扱銘柄の多さ | 92/100 | 1,076銘柄以上を網羅 |
| 最大レバレッジ | 90/100 | 最大100倍のハイレバレッジに対応 |
| 取引手数料の安さ | 85/100 | BMX割引で実質コストを大幅に削減できる |
| 取引量・流動性 | 80/100 | 主要銘柄は問題なし。マイナー銘柄は薄め |
| 安全性・信頼性 | 78/100 | ハッキング歴あり。補償対応で評価は回復傾向 |
| 総合評価 | 88/100 | 草コイン投資家には特におすすめ |
安全性のスコアがやや低めに出ているのは、2021年のハッキング事件と日本の金融庁未登録という2つの要因が影響しています。
一方で、補償対応の迅速さやその後のセキュリティ強化を評価する声も多く、単純に「危ない取引所」とは言い切れない状況です。
ハッキング事件後の対応を踏まえた信頼性の現在地



BitMartの評判を語るうえで避けて通れないのが、2021年12月に発生したハッキング事件です。
このとき、ETHとBSCのホットウォレットから約1.5億ドル相当の仮想通貨が流出し、一時的に入出金が停止されました。
しかし注目すべきは、その後の対応の速さです。
事件から約5日後には入出金が再開され、BitMartは自己資金で全額補償を実施し、ユーザーの損失はゼロと発表しました。
コールドウォレットに保管されていた大半の資産は無事だったため、被害範囲は一部のホットウォレットに限定されていました。
ハッキング被害自体は重大な出来事ですが、「被害を認めて迅速に補償した」という事実は、取引所としての誠実さを示すポイントとも言えます。
現在はセキュリティ体制を見直し、多層的なリスク管理システムを導入しているとされています。
草コイン・アルトコイン投資家にとっての総合的な位置づけ



BitMartが最も輝くのは、草コインやアルトコインを積極的に狙いたいトレーダーにとってです。
国内取引所では絶対に買えないような新興トークンが、BitMartなら上場直後から取引できるケースが多くあります。
例えば、SNSで話題になったばかりのミームコインが、その日のうちにBitMartへ上場するというスピード感は、他の大手取引所にはなかなか真似できません。
一方で、BybitやBitgetのような取引所と比べると、先物取引の機能や流動性の面でやや見劣りする部分があることも正直なところです。
つまり、「現物で幅広いアルトコインを取引したい」という目的に絞るなら、BitMartは有力な選択肢になります。
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総合評価を踏まえたうえで、次は実際のユーザーが感じたリアルな好評・メリットを詳しく見ていきましょう。
BitMartを使って感じたリアルな好評・メリットを徹底まとめ





実際にBitMartを使ったユーザーから寄せられる好評の声には、共通したポイントがいくつかあります。
手数料の安さや銘柄数の多さはもちろん、新しいサービスへの対応スピードも高く評価されています。
この章では、BitMartの主なメリットを一つずつ丁寧に解説します。
1,000種類超の豊富な取扱通貨と新規上場の速さ



BitMartの取扱銘柄数は1,076種類以上と、海外取引所のなかでも屈指の水準を誇ります。
国内取引所の取扱銘柄が多くても30〜40種類程度であることを考えると、BitMartで広がる選択肢の幅は圧倒的です。
さらに注目したいのが、新規トークンの上場スピードの速さです。
XやRedditで話題になったばかりのアルトコインが、その日のうちにBitMartへ上場するケースも珍しくありません。
上場初日の値動きは大きく動くことが多く、早期に参入できれば大きな利益を狙えるチャンスにもなります。
また、BitMartに世界初上場する銘柄もあるため、単純な銘柄数の比較だけでは測れない希少性もあります。
「まだ誰も注目していない段階で買いたい」という草コイン好きのトレーダーにとって、BitMartは外せない取引所と言えるでしょう。
業界最安水準の取引手数料とBMXトークンによる50%割引



取引を続けるうえで、手数料は見えにくいコストとして積み重なっていきます。
BitMartの現物取引手数料は、取引ペアの区分によってClass A:0.10%、Class B:0.25%に設定されています。
さらに、独自トークン「BMX」で手数料を支払うと、最大50%割引が適用されます。
例えばClass Bの銘柄を10万円分取引した場合、通常なら250円の手数料がかかりますが、BMX払いにすると125円まで抑えられます。
取引回数が多いスタイルのトレーダーほど、この差は月単位で大きく効いてきます。
先物手数料はMaker:0.04%、Taker:0.06%と設定されており、こちらも業界内では優れた水準です。
ただし、VIPプログラムによる手数料割引の適用条件はやや厳しめなので、まずはBMX保有による割引から活用するのがおすすめです。
DEX機能搭載によるpump.fun上場銘柄への対応



BitMartには、分散型取引所 (DEX) の機能がプラットフォーム内に搭載されています。
これにより、pump.funで上場したばかりのミームコインや、Raydiumなどの流動性プールに存在するトークンを、BitMartのアプリ内で直接取引できます。
従来は「DEXを使いたいならMetaMaskやPhantomウォレットを別途用意して…」という手順が必要でしたが、BitMartならその手間を省けます。
Jupiter連携によるルート最適化も搭載されており、複数のDEXを横断して最良の取引レートを自動で選んでくれます。
ただし、流動性の薄いpump.fun系トークンは値動きが非常に激しいため、少額から試すのが現実的です。
「CEXの使いやすさとDEXの銘柄の幅広さを両立させたい」というユーザーには、このDEX機能は大きな強みになります。
新規登録ボーナスや最大5.5%キャッシュバックのクレジットカード特典



BitMartは新規ユーザーへのボーナスキャンペーンが充実している取引所です。
Rewards Hubを通じて、条件達成型のタスクをこなすことで最大14,000USDT相当のボーナスを受け取れる仕組みが用意されています。
入金・取引・招待など、段階的に条件を満たすほどボーナスが積み上がる設計で、口座開設直後から積極的に活用できます。
また、BitMartが発行するクレジットカードを利用すると、日常の買い物で最大5.5%のキャッシュバックを受け取れます。
仮想通貨で得た利益を日々の生活費に充てながらキャッシュバックも受け取れる点は、他の取引所にはなかなかないメリットです。
ボーナスには期限や対象条件があるため、登録後はすぐにRewards Hubで内容を確認しましょう。
日本語対応サポートと使い勝手のよい専用アプリ



海外取引所を使うときに気になるのが、「英語しか対応していないのでは?」という不安ではないでしょうか。
BitMartはウェブサイト・アプリ・サポートセンターのすべてが日本語に対応しており、英語が苦手な方でも安心して使えます。
サポートはライブチャット形式で対応しており、日本語での問い合わせが可能です。
専用アプリはiOS・Android両対応で、直感的な操作感が好評を集めています。
キャンペーンの多くはアプリからのみ参加できるため、BitMartを使うならアプリのインストールは必須と言えます。
日本円換算での価格表示も設定できるため、資産の管理もスムーズです。
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メリットをひと通り把握したところで、次はリアルな不満の声やデメリットについても正直に見ていきましょう。
BitMartに寄せられた不満・懸念点とデメリットの実態





メリットが多いBitMartですが、実際のユーザーから寄せられる不満や懸念点も存在します。
利用前にデメリットを把握しておくことで、いざというときのリスクを減らせます。
この章では、BitMartの評判のなかでもネガティブな声を正直にまとめました。
日本の金融庁未登録による投資家保護の欠如



BitMartを日本から利用するうえで最も注意したいのが、日本の金融庁に登録されていないという点です。
金融庁に登録された国内取引所であれば、トラブルが起きた際に行政の監督下で対応が図られますが、BitMartにはその仕組みがありません。
万一問題が発生しても、日本の法律による保護を受けられないため、すべて自己責任での対応になります。
ただし、BitMart以外にもMEXCやBitgetなど多くの海外取引所が金融庁未登録のまま日本から利用されており、BitMartだけが特別に危険というわけではありません。
また、将来的に日本からのアクセスが制限される可能性もゼロではないため、資産の大部分を長期間預けておくのは避けたほうが無難です。
サービス終了の場合は通常数週間〜数ヶ月前に告知があるため、その段階で資産を移動させれば対応できるでしょう。
サイト評価の低さと信頼性への懸念



金融サービスのスコアを公開しているサイト「WikiFX」では、BitMartに対して非常に低い評価がつけられています。
具体的には10点満点中0.25という数値で、「利用しないでください」という警告文まで掲載されています。
ただし、同サイトでは世界最大の取引所であるBinanceにも0.20という低スコアをつけており、WikiFX自体の評価基準に疑問を持つ声も多くあります。
さらに、BitMartの登録国をケイマン諸島ではなくカナダと誤記したり、取得済みのライセンスを「無登録」と表記するなど、情報の精度にも問題が見られます。
WikiFXのスコアだけを根拠にBitMartの信頼性を判断するのは早計で、実態とかけ離れている可能性があります。
複数の情報源を照らし合わせながら、自分なりの判断をするのがおすすめです。
送金・出金トラブルに関するユーザーの声



一部のユーザーから「BitMartで購入した通貨を別の取引所へ送金できなかった」という声が上がっています。
実際に報告されているケースの多くは、流通量が極端に少ない草コインの送金に関するものです。
草コインは流動性が低く、ネットワーク側の問題で送金が遅延したり、一時的に止まることがあります。
大半のケースは時間をおくことで解消されており、慢性的に出金できないという状況にはなっていません。
ただし、取引所側のシステムメンテナンスや混雑時に一時的な遅延が発生することはBitMart以外の取引所でも起こり得ます。
出金を急ぐ場面では、余裕を持ったタイミングで手続きを進めるのが安心です。
流動性の低い銘柄でのスリッページとVIPプログラムの厳しい条件



BitMartでは取扱銘柄数が多い反面、マイナーな銘柄ほど板が薄くなりやすいという課題があります。
板が薄い銘柄を成行注文で購入すると、表示価格と実際の約定価格がズレる「スリッページ」が頻発することがあります。
例えば、流動性の低い銘柄を一度に5万円分まとめて買おうとすると、想定より数%高い価格で約定するケースも少なくありません。
こうした銘柄を取引する際は、指値注文を使い、少額ずつ分割して入るのがおすすめです。
また、取引高に応じて手数料が下がるVIPプログラムは、条件達成のハードルがかなり高く設定されています。
月間取引高が数千万円規模でなければVIPの恩恵を受けにくいため、一般的なユーザーはBMX保有による割引を主軸にするのが現実的です。
ラグプルリスクのあるミームコイン上場履歴とサポート返信の遅さ



新規上場のスピードが速いBitMartでは、なかにはラグプルの可能性があるミームコインが上場していたケースもあります。
ラグプルとは、プロジェクト運営者が資金を集めた後に突然姿を消す詐欺的な手法のことで、草コイン投資では特に注意が必要なリスクです。
「取引所に上場しているから安全」とは言い切れないため、購入前にプロジェクトの背景や開発チームの情報を自分で調べる習慣が大切です。
サポート面では、ライブチャットが用意されているものの、混雑時には返信まで時間がかかるという声があります。
急ぎのトラブル対応が必要な場面では、待ち時間を前提に早めに問い合わせを送るのがおすすめです。
デメリットを理解したうえで、次はBitMartの安全性とセキュリティ体制について詳しく見ていきましょう。
BitMartの安全性・信頼性とハッキング事件後のセキュリティ対策





「BitMartは本当に安全なのか?」という疑問は、利用を検討するうえで最も気になるポイントのひとつです。
ライセンスの取得状況や過去のハッキング事件の経緯、そして現在のセキュリティ体制まで、順を追って確認していきましょう。
米国・リトアニアでの金融ライセンス取得状況



BitMartは、米国とリトアニアの2つの地域で正式な金融ライセンスを取得しています。
米国では、財務省金融犯罪取締ネットワーク (FinCEN) の管理下でMSB (Money Services Business) 登録を完了しており、一定の法的基準を満たしていることが確認されています。
欧州向けにはリトアニア共和国で暗号資産関連の許認可を取得しており、EU圏内でのサービス提供にも対応しています。
各国政府からの認可を得るには厳格な審査が必要であり、この事実はBitMartが一定の信頼性を持つ取引所であることの裏付けになります。
ただし、これらのライセンスはあくまでも当該地域での運営を認めるものであり、無条件の安全保証ではありません。
二段階認証 (2FA) の設定や出金制限の活用など、ユーザー側でのセルフガードも合わせて実施しましょう。
英国FCA・日本金融庁からの無登録業者警告の内容



BitMartは英国の金融規制当局FCAから、認可・登録を受けていない無登録業者として警告を受けています。
日本の金融庁も同様に、暗号資産交換業の登録を受けずに営業する海外業者に対して注意喚起を行っており、BitMartもその対象に含まれる可能性があります。
日本居住者がBitMartを利用する場合、金融庁による投資家保護の対象外となるため、トラブルが起きても公的な救済を期待できません。
これはBitMartに限った話ではなく、MEXCやBitgetなど多くの海外取引所も同様の状況に置かれています。
利用する際はこのリスクを十分に理解したうえで、預ける資産は必要最小限に抑えるのが賢明です。
2021年ハッキング事件の全容:約1.5億ドル流出の経緯



2021年12月4日、BitMartはETHとBSCのホットウォレットへの不正アクセスを確認しました。
攻撃者はこの2つのホットウォレットから、約1.5億ドル相当の仮想通貨を引き出すことに成功しました。
被害が判明した直後、BitMartは調査と安全確認のために入出金機能を段階的に停止し、ユーザーへの状況報告を開始しました。
事件発覚時は外部のセキュリティ企業が被害額をより大きく見積もる報道もありましたが、BitMartの公式発表では約1.5億ドルとされています。
この事件は仮想通貨業界における大規模なハッキング被害のひとつとして記録されており、取引所リスクを考えるうえで重要な事例です。
被害範囲はホットウォレットのみ、コールドウォレット資産は保全



今回の被害が「ETHのホットウォレット1つ」と「BSCのホットウォレット1つ」に限定されていた点は、非常に重要なポイントです。
ホットウォレットはインターネットに常時接続されているため攻撃を受けやすい一方、コールドウォレットはオフライン管理されているため今回の侵害の影響を受けませんでした。
BitMartが保有する資産全体のうち、ハッキングされたのはごく一部のホットウォレットのみであり、大半のコールドウォレット資産は無事に保全されていました。
取引所が資産の大部分をコールドウォレットで管理していたことが、被害の拡大を防いだ要因のひとつと言えます。
この構造は多くの取引所が採用しているセキュリティの基本形であり、BitMartもその原則に沿って運用していたことが確認されています。
自己資金による全額補償の実施と入出金再開までの対応



ハッキング事件後のBitMartの対応で特筆すべきは、被害を受けたユーザーへの全額補償を自己資金で実施したことです。
BitMartは公式声明で「影響を受けたユーザーの損失はすべて補填する」と明言し、実際に顧客資産の損失はゼロという結果になりました。
事件発生から約5日後の12月9日〜10日には入出金が段階的に再開され、対応のスピードという観点では高く評価できます。
取引所がハッキング被害後に補償を渋ったり、長期間サービスを停止したりするケースと比べると、BitMartの対応は誠実だったと言えるでしょう。
この補償対応が、事件後もBitMartへの信頼が完全には失われなかった大きな理由のひとつになっています。
事件後に強化されたセキュリティ体制の現状



ハッキング事件を経て、BitMartはセキュリティ体制の全面的な見直しを行いました。
複数回のシステムメンテナンスと主要アップグレードを実施し、再発防止に向けた取り組みが進められています。
現在は高度なマルチレイヤー・マルチクラスター型のシステムアーキテクチャを採用しており、安定性と拡張性の向上が図られています。
ユーザー側でできるセキュリティ対策としては、2FAの必須設定・出金先アドレスのホワイトリスト登録・定期的なパスワード変更の3つが基本です。
取引所のセキュリティはあくまでも運営側の努力に依存する部分が大きいため、自分の資産を守るための自衛策も並行して講じておきましょう。
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安全性への理解を深めたうえで、次はどんなトレーダーにBitMartが向いているのかを具体的に見ていきます。
BitMartが向いているトレーダーの特徴と選ぶべき理由





BitMartはすべてのトレーダーに最適な取引所というわけではありませんが、特定のニーズにはとても強い取引所です。
自分のトレードスタイルと照らし合わせながら、BitMartが向いているかどうかを判断してみましょう。
手数料コストを極力抑えて取引したい人



取引頻度が高いほど、手数料の差は積み重なって大きなコストになります。
BitMartの現物手数料はClass A:0.10%、Class B:0.25%が基本ですが、BMXトークンで支払うことで最大50%割引が適用されます。
例えばClass Aの銘柄を毎日10万円ずつ取引するトレーダーなら、BMX割引を活用することで月間の手数料負担を約1,500円から750円へと半減できます。
先物手数料もMaker:0.04%、Taker:0.06%と優れた水準に設定されており、コスト意識の高いトレーダーにとって魅力的な環境が整っています。
ただし日本居住者は先物取引が利用できないため、現物取引でのコスト削減を主眼に置くのがおすすめです。
アルトコイン・草コインへ幅広く投資したい人



「次に大化けしそうな銘柄を、誰よりも早く仕込みたい」というトレーダーにとって、BitMartは非常に相性のよい取引所です。
1,076銘柄以上という豊富なラインナップに加え、新規上場のスピードが速く、話題になった銘柄にいち早くアクセスできます。
さらにDEX機能が搭載されているため、pump.funで上場したばかりのミームコインもBitMartのアプリ内で直接取引できます。
国内取引所やBinance・Bybitでは取り扱っていない銘柄も多く、BitMartでしか買えないトークンが存在するのも大きな強みです。
一方で、流動性の薄いマイナー銘柄はスリッページが発生しやすいため、少額から試しつつ指値注文を活用するスタイルが向いています。
BMXトークンの特典や配当プログラムを活用したい人



BitMart独自の「BMX」トークンは、単なる手数料割引ツールにとどまりません。
「ミッションX」と呼ばれるサービスでは、BMXを使って上場候補プロジェクトに投資し、上場後の取引手数料の一部を毎日配当として受け取れます。
投資した総額が100万BMXに達しなかった場合はBMXが全額返還される仕組みのため、元本リスクを抑えながら配当を狙えるユニークなプログラムです。
「推しのプロジェクトを応援しながら配当も受け取りたい」という感覚で楽しめる、BitMartならではのサービスと言えるでしょう。
- 取引手数料を最大50%割引にできる
- ミッションXで上場プロジェクトに投資し毎日配当を受け取れる
- BMX保有量に応じてVIPプログラムの条件を一部緩和できる
- プラットフォームの投票権として活用できる場合がある
BMXを保有・活用することでBitMartをより深く使いこなせるため、長期的に利用するつもりであれば一定量のBMX保有を検討してみるのも一手です。
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自分に向いているかどうかが分かったところで、次は主要な取引所との比較を通じてBitMartの立ち位置をより明確に見ていきましょう。
BitMartと主要な海外・国内仮想通貨取引所との徹底比較





BitMartの特徴は、他の取引所と並べて比較することでより鮮明に見えてきます。
ここでは、海外取引所のBitget・Bybitと、国内登録取引所との3つの軸で比較していきます。
Bitgetとの手数料・銘柄数・機能比較



BitMartとBitgetは、どちらも草コインやアルトコインの取引に強い海外取引所として比較されることが多いです。
まずは主要なスペックを表で確認しましょう。
| 比較項目 | BitMart | Bitget |
|---|---|---|
| 現物取扱銘柄数 | 1,076銘柄以上 | 852銘柄 |
| 先物取扱数 | 605ペア | 783ペア |
| 現物手数料 | 0.10%〜0.25% | Maker 0.1% / Taker 0.1% |
| 先物手数料 | Maker 0.04% / Taker 0.06% | Maker 0.014% / Taker 0.042% |
| 最大レバレッジ | 100倍 | 125倍 |
| 独自トークン割引 | BMXで最大50%割引 | BGBで最大80%割引 |
| 新規登録ボーナス | 最大14,000USDT相当 | 最大6,200USDT相当 |
| 出金手数料 (USDT) | 1USDT | 2.6USDT |
現物の取扱銘柄数ではBitMartが上回っており、草コインへの早期参入を重視するなら優位性があります。
一方、先物取引の手数料と最大レバレッジではBitgetが有利で、アクティブに先物取引をしたいトレーダーにはBitgetのほうが向いているでしょう。
出金手数料はBitMartが1USDTとBitgetの2.6USDTより大幅に安く、頻繁に出金するユーザーにはコスト面でメリットがあります。
新規登録ボーナスキャンペーンの上限額もBitMartが14,000USDT相当と大きく、口座開設時のお得感では一歩リードしています。
Bybitとのスペック・使いやすさ比較



Bybitは世界的に利用者数が多く、流動性と機能面で高い評価を受けている海外取引所です。
BitMartとBybitを比べると、用途によって向き不向きがはっきりと分かれます。
| 比較項目 | BitMart | Bybit |
|---|---|---|
| 現物取扱銘柄数 | 1,076銘柄以上 | 約300銘柄 |
| 最大レバレッジ | 100倍 | 100倍 |
| 現物手数料 | 0.10%〜0.25% | Maker 0.1% / Taker 0.1% |
| 日本語対応 | あり | あり (日本からの新規登録は制限中) |
| DEX機能 | あり | なし |
| 草コイン対応 | 非常に強い | 主要銘柄中心 |
| 流動性 | 主要銘柄は十分。マイナー銘柄は薄め | 全体的に高い |
Bybitは2025年2月以降、日本のApp Storeからアプリが削除されており、現在は日本からの新規登録に制限がかかっています。
その点でBitMartは日本からでも問題なく口座開設・利用ができるため、現時点では日本人ユーザーにとってアクセスしやすい選択肢と言えます。
銘柄の豊富さと新規上場速度ではBitMartが明確に優位であり、草コイン投資を主軸にするならBybitより使い勝手がよい場面が多いでしょう。
国内登録取引所との安全性・利便性の違い



「やはり安全性を最優先にしたい」という方には、金融庁登録済みの国内取引所との比較も欠かせません。
国内取引所とBitMartの主な違いを整理すると、以下のようになります。
| 比較項目 | BitMart | 国内登録取引所 |
|---|---|---|
| 金融庁登録 | なし | あり |
| 投資家保護 | なし | あり |
| 取扱銘柄数 | 1,076銘柄以上 | 20〜40銘柄程度 |
| 日本円入出金 | 不可 | 可能 |
| 草コイン取引 | 豊富 | ほぼ不可 |
| ハイレバレッジ取引 | 最大100倍 (日本居住者は先物不可) | 最大2倍 |
安全性と日本円での入出金のしやすさでは国内取引所が圧倒的に有利です。
一方で取扱銘柄数の差は歴然としており、「国内取引所にない銘柄を買いたい」という目的であればBitMartを使う明確な理由になります。
実際には国内取引所でビットコインやXRPを購入してBitMartへ送金し、そこでアルトコインを購入するという組み合わせで使うのが現実的な活用法です。
他の海外仮想通貨取引所とのスペックごとの比較は、以下記事にてご覧いただけます。
取引所の比較を踏まえたうえで、次はBitMartの最新キャンペーン・ボーナス情報をまとめて確認していきましょう。
BitMartの口座開設から入出金・取引開始までのステップガイド





「BitMartを使ってみたいけど、手順が分からない」という方のために、口座開設から実際の取引開始までを順を追って解説します。
難しい操作は少なく、スマホ一台で完結できる手順なので、初めての方でも安心して進められます。
アカウント作成・本人確認の具体的な手順



BitMartの口座開設はメールアドレスと基本情報だけで始められ、全体の所要時間は5〜10分程度です。
ただし、入出金を含むすべての機能を使うには本人確認 (KYC) の完了が必要です。
BitMart公式サイト (bitmart.com/ja-JP) にアクセスし、画面右上の「口座開設」をタップします。メールアドレスとパスワードを入力後、送られてくる認証コードを入力して登録を完了させましょう。
アカウント作成後は必ず二段階認証を設定しましょう。Google AuthenticatorなどのアプリをスマホにインストールしてBitMartと連携させることで、不正ログインのリスクを大幅に下げられます。
入出金を行うにはKYCの完了が必須です。パスポートまたは運転免許証を用意してスマホのカメラで撮影・提出します。審査は通常数時間〜1営業日程度で完了します。なお、KYCはスマホからのみ手続き可能です。
KYC完了前はアカウントレベルが0となり、資産の入出金ができないため、登録直後に手続きを済ませておくのがおすすめです。
入金・出金の対応方法と注意すべきポイント



BitMartは日本円での直接入出金に対応していないため、暗号資産を経由して資金を移動させる必要があります。
手順としては、まず国内取引所でXRPやSOLなど送金コストの低い暗号資産を購入し、BitMartのウォレットアドレスへ送金するのが一般的です。
GMOコインやSBI VCトレードなどの国内取引所で日本円を入金し、XRPやSOLなど出金手数料が低い暗号資産を購入します。ビットコインやイーサリアムは送金手数料が高めなので、初回はXRPが特におすすめです。
BitMartアプリの「資産」→「入金」から送金したい通貨とネットワークを選択し、入金アドレスを表示させます。EOSやXLMなど一部の通貨はMemo/Tagの入力も必須なので、必ず確認しましょう。
国内取引所の出金画面でBitMartの入金アドレスを貼り付けて送金します。ネットワークの種類が送金元・送金先で一致していないと資産が失われるリスクがあるため、必ず同じネットワークを選択してください。
BitMartから日本円に換金する際は「BitMart→国内取引所→日本円」の順で進めます。BitMartで保有する通貨を送金コストの低い銘柄に換えてから国内取引所へ送り、日本円に出金するのがコストを抑えるコツです。
送金時のネットワーク選択ミスは資産損失につながる重大なミスです。少額でテスト送金を行ってから本送金するのを強くおすすめします。
スポット・先物取引の基本操作と画面の見方



BitMartへの入金が完了したら、いよいよ取引を始められます。
日本居住者が利用できるのは主にスポット (現物) 取引です。アプリのトップ画面から「取引」を選び、購入したい銘柄を検索するだけで取引画面に進めます。
アプリの検索バーで銘柄名またはティッカーシンボルを入力します。例えば「PEPE」と検索するとPEPE/USDTなどの取引ペアが表示されます。
「成行」は現在の市場価格で即時購入、「指値」は自分が希望する価格を指定して注文する方法です。流動性の低い銘柄では成行注文でスリッページが発生しやすいため、指値注文を使うのがおすすめです。
取引画面の設定から「Pay Fee With BMX」をオンにすることで、手数料が最大50%割引になります。BMX残高が不足していると適用されないため、事前に少量のBMXを購入しておきましょう。
基本的な操作を覚えれば、あとは銘柄を選んで購入するだけなので、慣れてしまえば非常にシンプルに使えます。
口座開設と取引の流れを把握したところで、次はBitMartについてよく寄せられる疑問にお答えします。
BitMartについてよく寄せられる質問と回答集





BitMartの評判を調べている方から特によく寄せられる疑問をまとめました。
気になる項目からチェックして、利用前の不安を解消しておきましょう。
まとめ



BitMart (ビットマート) は、1,000種類を超える豊富な取扱銘柄と新規上場の速さが強みの海外仮想通貨取引所です。
日本の金融庁未登録やハッキング事件といったリスクは存在しますが、迅速な全額補償対応やその後のセキュリティ強化を踏まえると、草コイン・アルトコイン投資を目的とするトレーダーにとっては有力な選択肢のひとつです。
BMXトークンの活用やキャンペーンをうまく組み合わせながら、まずは少額から試してみましょう。
\新興トークン上場が多いグローバル取引所!/










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